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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

まわりうた 

なかきよに もとつみかたか
  たふくしく ふたかたかみつ ともによきかな

(長き世に 元つ神型が 多福敷く 二方が満つ 共に良きかな)

解説

元つの‘つ’は「体言または体言に準ずるものに付いて、連体修飾語をつくる。の。」、神(み)は「霊的な力をもつものの意。‘山祇(やまつみ)’‘海神(わたつみ)’など他の語と複合して用いられる。」、多福(たふく)は「多くの幸福。幸福が多いこと。多幸。」、二方(ふたかた)は「二つの方面。両方。」の意味です。

余談

この歌は、「テイルズ オブ レジェンディア オリジナル サウンドトラック」のdisk2にある「鳥は鳴き、僕は歌う」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

「満つ」は三つ(みつ)の言葉がかけられているような感じがする。

二つの方面が三つになって、それぞれが満たされ、共に良いなぁ、というようなニュアンス。

「元つ神型」はよくわからないが、これまで長い間続いて来た世の中に、いきなり世界全体を巻き込むような何か象徴的な大きな出来事がバーンと出て来て、それによって+と-、上と下、左と右、個と全、といった、相反する二つの方面のその両方が最後は大団円を迎えるという、そのような三(道)がくっきりと見えて来る、というイメージです。

Posted on 2017/10/19 Thu. 20:12 [edit]

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19

まわりうた 

しらなみの ほときゆるふね
  かたのせの たかねふるゆき とほのみならし

(白波の 穂と消ゆる船 潟の背の 高嶺降る雪 遠野見慣らし)

解説

白波(しらなみ)は「波頭がくだけて白く見える波。」、潟(かた)は「浦。入り江。湾。」、高嶺(たかね)は「高い峰。高い山のいただき。」、遠野(とおの)は「岩手県中東部にある市。遠野盆地の中心地。近世、城下町・宿場町として発展。古来、馬の産地。伝説と民話で知られる。酪農・製材業が発達。」、見慣らす(みならす)は「常に見させて目になれさせる。見なれるようにする。」の意味です。

余談

この歌は「大神 五重之音調」の中にある「ウシワカ登場」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

何となく物悲しい気持ちになったので、そのままの気分に任せて書いてみました。

Posted on 2017/10/17 Tue. 18:27 [edit]

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17

まわりうた 

かみのりの いまのみこなた
  なかよきよ かなたなこみの まいのりのみか

(神の理の 今のみ此方 仲良き世 彼方和みの 真祈りのみが)

解説

此方(こなた)は「こちら。ここ。▽話し手に近い方角・場所をさす近称の指示代名詞。」「あなた。▽対称の人称代名詞。話し相手を敬って言う。」「わたし。われ。▽自称の人称代名詞。」、彼方(かなた)は「あちら。▽遠称の指示代名詞。」、和み(なごみ)は「気持ちが穏やかになること。くつろいだ気分になること。」の意味です。

雑感

「世界人類が平和でありますように」を提唱した五井先生の講話が動画にあったので、久しぶりに聞いて懐かしんでいたら、出て来た歌です。

やたら聞き心地が良いなぁ、と思っていたら、口調が落語みたいだからだな、きっと。(笑)

Posted on 2017/10/13 Fri. 15:25 [edit]

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13

まわりうた 

なかきよの ねよりかひのた
  うすのまの すうたのひかり よねのよきかな

(長き世の 根より佳美の田 臼の間の 数多の光 米の良きかな)

解説

佳美は「りっぱで美しい・こと(さま)。」、臼は「穀物を精白したり、粉にしたり、餅 (もち) をついたりする道具。つき臼とひき臼とがある。」、数多(すうた)は「数の多いこと。たくさん。あまた。多数。」、米(よね)は「こめ。」の意味です。

余談

この歌は「大神 オリジナル・サウンドトラック」のDisk4の中にある「太陽は昇る」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

昔は、臼で「もみ殻」と「玄米」を分けていたのだとか。

もしかしたら、精白している人からすれば、臼の間から出て来る米一粒一粒が、光の粒のように見えていたのかもしれないですね。

Posted on 2017/10/12 Thu. 15:55 [edit]

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12

まわりうた 

きとのそく なかれはあきの
  きはいない はきのきあはれ かなくそのとき

(きと覗く 流れは秋の 気配内 萩の木あはれ 鹿鳴くその時)

解説

きとは「特に意図せずにある動作をするさま。思わず。ふと。」、気配(きはい)は「ありさま。様子。けはい。」、あはれは「‘をかし’とともに、平安時代における文学の基本的な美的理念。深いしみじみとした感動・情趣をいう。のち、しだいに日本文学の美の根幹として発展し、調和美・優雅美・静寂美・悲哀美などのさまざまな内容を持つようになった。」、鹿(か)は「シカの古名。」の意味です。

余談

この歌は「大神 五重之音調」の中にある「ウシワカ登場」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

おく山に 紅葉ふみわけ なく鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき

上記の歌は、百人一首にも載っている有名な歌だが、一説ではこの紅葉(もみじ)は黄葉(もみじ)であり、楓ではなく萩を指しているそうな。

Posted on 2017/10/12 Thu. 10:48 [edit]

category: まわりうた

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