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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

いろはうた 

しんめまみえぬ くにのよを
さかひあろゆゑ おほきむね
すへてわらはせ りつゐやも
いちうなるこそ たふとけれ

神馬見えぬ  国の世を
界ひ鴉鷺故  大き旨
統べて笑はせ 立位八方
一宇成るこそ 尊とけれ

解説

神馬(しんめ)は「神霊の乗り物として神聖視されている馬。白馬を特に重んじる。」、見える(まみえる)は「‘会う’の意の謙譲語。お目にかかる。」「顔を合わせる。対面する。」、界ふ(さかふ)は「境を決める。限る。区切る。」、鴉鷺(あろ)は「黒白。」、大し(おほし)は「大きい。広い。」「偉大だ。」、統べるは「 ひとつにまとめて支配する。統率する。」「一つにまとめる。たばねる。」、立位(りつゐ)は「立った姿。立った状態。」、八方(やも)は「八つの方面。あらゆる方面。四方八方。」、一宇(いちう)は「屋根を同じくすること。一つ屋根の下に暮らすこと。」、尊し(たふとし)は「きわめて価値が高い。非常に貴重である。たっとい。」の意味です。

余談

この歌は「大神 オリジナル・サウンドトラック」のDisk4の中にある「太陽は昇る」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

霊界物語に国大立尊(くにひろたちのみこと)という神様が出て来るが、今回の歌はそのご神名にあやかって作った歌です。

ちなみに日月神示にも、このご神名が出て来る。

日月神示参照。

『何も彼も前つ前つに知らしてあるのに、人民は先が見えんから、言葉の【ふくみ】がわからんから取違ひばかり、国土(九二つち)の上は国土の神が治(し)らすのぢゃ、世界の山も川も海も草木も動物虫けらも皆この方が道具に、数でつくったのぢゃ。愈々が来たぞ、いよいよとは一四一四ぞ、五と五ぞ。十であるぞ、十一であるぞ、クニトコタチがクニヒロタチとなるぞ、クニは黄であるぞ、真中であるぞ、天は青であるぞ、黄と青と和合してみどり、赤と和して橙(だいだい)となり、青と赤と和して紫となる、天上天下地下となり六色となり六変となり六合(クニ)となるのぢゃ、更に七となり八となり白黒を加へて十となる仕組、色霊(イロタマ)結構致しくれよ。』(紫金の巻 第十一帖)

それでは歌の解釈に移りたいと思う。

「神馬見えぬ」は、神馬(に乗った神霊)にお目にかかった、という意味であろう。

「国の世を 界ひ鴉鷺故」は、国と国とがわけ隔てられた世の中の、さらにまたその中で、それぞれ境界を作り、互いに争うことで、勝てば官軍、負ければ賊軍の、白黒はっきり分かれてしまう様が、このままでは過去にも増して激しくなるゆえに、という意味であろう。

「大き旨 統べて笑はせ 立位八方 一宇成るこそ 尊とけれ」は、偉大な御旨を持った(前述の神馬に乗った)神霊が全てを一つにまとめて、皆をどっと笑わせ、そうして自分を含めた周り全て、世界全てが、一つの屋根の下で過ごしているかのように仲良くなる、その様が尊いなぁ、という感じの意味かと思う。

Posted on 2017/10/08 Sun. 18:22 [edit]

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08

いろはうた 

あまつくにはら とよさきの
てりそむるいろ うけもえぬ
おほわたちふね ひめやゆれ
しんゐなへせす かみこゑを

天つ国原   豊幸の
照り初むる色 受け燃えぬ
大海千船   姫や揺れ
神威並べ為す 神声を

解説

天つは「天の。天にある。天上界に所属する。」、国原は「広く平らな土地。広い国土。」、豊(とよ)は「助詞‘の’を伴って連体修飾語として用いられるほか、名詞、時に動詞の上に付いて用いられる。物事が豊かである意を表し、褒める意を添える。」、幸(さき)は「さいわい。繁栄。」、初むは「〔動詞の連用形に付いて〕…し始める。初めて…する。」、海(わた)は「海(うみ)。」、神威(しんゐ)は「神の威光。」、並ぶ(なぶ)は「並べる。」、為す(せす)は「なさる。あそばす。」の意味です。

※ちなみに天つ国(あまつくに)は「高天原のこと。日本神話で、神々の世界。」「天国のこと。」の意味です。

余談

この歌は「大神 オリジナル・サウンドトラック」のDisk4の中にある「太陽は昇る」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

意訳

高天原は、豊かな繁栄をもたらす(朝の光が)、照り始めるその色を受けて、まるで一面が燃えたかような神々しさを放っている。

一方、大海原からは数多くの船が、波に揺られながらやって来て、その先頭の船の舳先には、勇敢に立っている姫様の姿が見られる。

その姫様は、神威を発揮しなさる声を次々に発せられているよ。

雑感

中々合わせるのが難しく、ちょっと強引になってしまったかもしれない。正直、どういう状況での歌なのか、ちょっとよくわからない。

まず感じるのは、豊幸の幸(さき)は崎(さき)に通じ、御崎(岬)の情景を連想させられる。

おぼろげに感じるイメージとしては、とある姫君が長い間、船でどこかに行っていたが、目的を果たして晴れて帰ってきたシーン、というもの。

「神声」としているが、これは何かの目的が達成されたので、その神威を知らしめることが出来た、という意味で、いわば勝ち鬨みたいな感じを受ける。

目的が成就されたことを、いち早く知らせるために「天つ国」に戻って来た、という感じもする。

この姫様は神功皇后のようなイメージだが、よく考えてみると天照大神の別名は日孁(ひるめ)である。ヒルメは何気ヒメに通じる感じがする。なので、この姫様は天照大神とも言えるのかもしれない。

だが、後半部分の最初の文字を縦に繋げると「豊受姫神」となるので、そのまま豊受姫神のことと取るべきなのかもしれないが、接点がちょっとよくわからない。

うーん、詳細がよくわからないが、良い知らせが来る、という意味には違いがないので、この形をもって、この歌の完成とすることにします。

Posted on 2017/08/12 Sat. 18:32 [edit]

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12

いろはうた 

ゆふさりつかた をとくれて
ゐあきぬへいろ よみせなむ
まそほのえもん けすちめに
うねるおはやし わらひこゑ

夕さりつ方 遠暮れて
居飽きぬ平路 夜店並む
真赭の衣紋 毛筋目に
うねる御囃子 笑ひ声

解説

夕さりつ方(ゆふさりつかた)は「夕方。」、遠(をと)は「遠い所。遠方。」、平路(へいろ)は「平らな道。平坦(へいたん)な道。」、並むは「並ぶ。連なる。」、真赭(まそほ)は「赤い色。ますお。」、衣紋(えもん)は「衣服。身なり。」、毛筋は「結い上げた髪の毛の流れ。」、うねるは「上下・左右に大きく波うつ。また、うねりが寄せる。」、御囃子(おはやし)は「囃子を丁寧にいう語。」の意味です。

余談

この歌は新日本風土記のテーマ曲「あはがり」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。「あはがり」は奄美の島言葉で「全てが明るい」という意味だそうです。

雑感

見ての通り、夏祭りのイメージを膨らませて作った歌です。

Posted on 2017/07/27 Thu. 23:54 [edit]

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27

いろはうた 

くにあけわらふ とよさかゆ
つねなるみやゐ ひはりむれ
たてしおほこゑ ぬへもろめ
そんすうをませ いのちきえ

国明け笑ふ 豊栄ゆ
常なる宮居 雲雀群れ
立てし大声 野へ諸目
尊崇を交ぜ 命帰依

解説

豊(とよ)は「助詞‘の’を伴って連体修飾語として用いられるほか、名詞、時に動詞の上に付いて用いられる。物事が豊かである意を表し、褒める意を添える。」、栄ゆ(さかゆ)は「繁栄する。栄える。」、常なりは「永久だ。不変だ。」、宮居(みやゐ)は「神が鎮座すること。また、その住まいとするもの。神社。」、雲雀(ひばり)は「スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長くて複雑な節回しでさえずる。告天子(こくてんし)。」、野(ぬ)は「野原。野。」、諸目(もろめ)は「左右の目。両眼。両目。」、尊崇(そんすう)は「とうとびあがめること。そんそう。」、帰依は「神仏や高僧を信じてその力にすがること。」の意味です。

余談

この歌は「大神 オリジナル・サウンドトラック」のDisk4の中にある「太陽は昇る」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

意訳

国が明るくなって皆笑っている。豊かに栄えている。

永久なる神が鎮座する場所から、雲雀の群れが飛び立つのを見て、(その素晴らしさに思わず)立ててしまった大声。そのまま両目を(周りの)野原へやると、しみじみとした感情が湧きあがって来る。

(この光景を心底)尊び崇めながら、私の命は分からない何かに帰依していく。

Posted on 2017/07/20 Thu. 23:59 [edit]

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20

いろはうた 

あまくたるねろ すはらしさ
てりそめゐやふ うきゆひに
おほこゑもれぬ をえつせむ
かみよへなんと いのちわけ

天降る嶺ろ 素晴らしさ
照染め礼ぶ 盞結ひに
大声漏れぬ 嗚咽せむ
神世へ何度 命分け

解説

天降る(あまくだる)は「神や天人などが、天上から地上におりる。」、嶺ろ(ねろ)は「峰(みね)。」、礼ぶ(ゐやぶ)は「礼を尽くす。敬う。」、盞結ひ(うきゆひ)は「杯を交わして、固く誓約すること。」、嗚咽(をえつ)は「声を詰まらせて泣くこと。むせび泣き。」、分けるは「障害物などを押し開いて進む。」の意味です。

余談

この歌は、WAVEのアルバム「Citra re:verse -其歌は真言顕す欠片と為りて-」の中にある「天照大御神-AMATERAS SYSTEM-」~「月読命-TSUKUYOMI SYSTEM-」~「須佐能乎命-SUSANOWO SYSTEM-」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

意訳

神様が天降る(山の)峰の素晴らしさはどうだ。この神様の御稜威によって、今まさに地上が照り染められるように、私たちの顔も驚きと興奮によって照り染められている。今はただ有り難いばかりで、この神様を迎えるにあたっては、ひたすら礼を尽くすのみだ。

これにより、昔からの神の誓約が実現すると共に、新たな神世の幕開けとして、盛大な結婚(結魂)式が行われることに、拍手喝さいの大歓声が漏れた。

あぁ、このまま歓喜に打ちひしがれながらむせび泣こう。今回の神世を迎えるまでに、何度転生を繰り返し、この命を分け進めて来たことか……。

雑感

見ての通り、歌の中に「天照大神」と「素盞嗚命」の神名を織り込んでいます。

いろいろな意味が含まれていそうですが、ひとつは天津神(あまつかみ)と地津神(くにつかみ)の完全なる和解、和合を示しているものと思われます。簡単に言うと、この世界が天でも地でもなく、天地になるということ。霊体一致するということ。

(山の)峰は、どこかの山の峰というよりは、この世のピラミッド構造の頂点に神が君臨するという意味かと思います。それゆえの神の世でもある、ということかと。

Posted on 2017/07/19 Wed. 18:24 [edit]

category: いろはうた

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