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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

まわりうた 

なかきよの こころいまある
  つゆのまの ゆつるあまいろ ここのよきかな

(永き代の 心今在る 露の間の 移る天色 午後の良きかな)

解説

露の間(つゆのま)は「ごくわずかな間。」、移る(ゆつる)は「時間が経過する。うつる。」、天色(あまいろ)は「晴天の澄んだ空のような鮮やかな青色のこと。」の意味です。

余談

この歌は、「Xenosaga Ⅱ [善悪の彼岸] MOVIE SCENE SOUNDTRACK」の中にある「Xenosaga Ⅱ opening theme」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

Posted on 2016/10/31 Mon. 23:24 [edit]

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31

まわりうた 

かせとちら かみのみそのの
  ひしりけり しひののそみの みからちとせか

(風何方 神の御園の 日知りけり 至美の望みの 身から千年が)

解説

何方(どちら)は「不特定の方向・場所などを指し示す。」、至美(しび)は「たいへん美しいこと。すばらしいこと。また、そのさま。」、望みは「ながめ。眺望。」、千年(ちとせ)は「千年(せんねん)。多くの年。長久の年月。」の意味です。

余談

この歌は、梶浦由記さんのアルバム「FICTION」の中にある「lullaby」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

最近実家の愛犬が亡くなっていたことを知って、心が何も受け付けずに死んでいたのだが、この曲を聴いていたら一緒に過ごした全ての時間が輝いていたのだと知って、とても嬉しくなってしまった。

彼の命の気高さを今更ながらに思い知らされる。

瞳がとても澄んでいて綺麗で、気が付くといつもじっとこっちを見ていて、まるで相手を必死に理解しようとしているような、見守っているかのようなまなざしだった。

散歩に行ったときも、心配してるのか時折こちらを振り向きながら歩いていたし、もう一匹の愛犬が他の犬に襲われそうになった時は、普段は吠えないのにムチャクチャ唸り声をあげて、必死にかばっていたらしいし、誰に教わったわけでもないのに、彼は彼自身の哲学に従って行動していた。

黒目を上に向けた顔がすっごく好きで、何度も頭の上に手を置いて遊んでいたのを思い出す。彼は何をされているのかわからなくて「???」だったろうが、その顔がすごくすごくかわいいのだ。(笑)

きっと全ての存在は、この生をただ喜び合うためだけに生まれて来たのだと深く深く思う。ほんとうにただそれだけだ。

夜布団に入ったら、彼もちょこんと潜りこんで来て、一緒に眠った時のあの毛並みの手触り感や体温の感覚を今でも身体が覚えている。でも、もうここに居ないなんて、なんて不思議なことなんだろうと思う。

過去にはもう戻れないが、一緒に過ごした場面場面は思い出すことができる。その瞬間瞬間のなんと、なんと美しいことか!!!!!!

Posted on 2016/10/31 Mon. 22:35 [edit]

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まわりうた 

むらくもに もやるみいけの
  みかかみか かみのけいみる やもにもくらむ

(群雲に 靄る深池の 御鏡が 神の景見る 八方に潜らむ)

解説

群雲は「高積雲や層積雲のこと。むらがり立つ雲。一群れの雲。」、靄る(もやる)は「靄がかかる。」、深(み)は「主として和語の名詞や地名に付けて、美しいとほめたたえたり、語調を整えたりするのに用いられる。」、景(けい)は「けしき。ながめ。情景。」、八方(やも)は「八つの方面。あらゆる方面。四方八方。」の意味です。

余談

この歌は、「千と千尋の神隠し サウンドトラック」の中にある「6番目の駅」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

Posted on 2016/10/31 Mon. 08:02 [edit]

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まわりうた 

みかしぬか なみのめあきと
  ちかふてふ かちときあめの みなかぬしかみ

(三日死ぬが 並みの目明きと 違ふてふ 勝ち鬨天之 御中主神)

解説

三日(みか)は「三つの日数。みっか。」、てふは「~という。」、勝ち鬨は「戦いや競技に勝った時にあげる鬨の声。凱歌。」の意味です。

余談

この歌は「大神 五重之音調」の中にある「ウシワカ登場」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

内容が抽象的で掲載するかよっぽど迷ったが、せっかく出て来たのでそのまま出すことにしました。

Posted on 2016/10/31 Mon. 00:11 [edit]

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まわりうた 

かきはさて またきりんしの
  つまりけり まつのしんりき たまてさはきか

(片葉然て 全き臨死の 詰まりけり 末の神力 玉で裁きが)

解説

片葉(かきは)は「一片の葉。一葉。」、然て(さて)は「そのままで。そういう状態で。」、全し(またし)は「完全だ。欠けたところがない。」、臨死は「死に直面し、死というものを感知すること。」の意味です。

Posted on 2016/10/30 Sun. 13:33 [edit]

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まわりうた 

なかきよの せかいあうさつ
  つみしかし みつつさうあい かせのよきかな

(長き夜の 世界鏖殺 詰みし仮死 見つつ相愛 風の良きかな)

解説

鏖殺(おうさつ)は「みなごろしにすること。」、相愛は「互いに愛し合うこと。」の意味です。

Posted on 2016/10/30 Sun. 12:57 [edit]

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まわりうた 

なかきよの せかいあんしん
  うありけり あうんしんあい かせのよきかな

(永き代の 世界安心 諾ありけり 阿吽深愛 風の良きかな)

解説

安心(あんしん)は「心が安らかに落ち着いていること。不安や心配がないこと。また、そのさま。」、諾(う)は「承諾の気持ちを表す語。うん。」、阿吽(あうん)は「密教で、宇宙の初めと究極。万物の根元と、宇宙が最終的に具現する智徳。悟りを求める菩提心と、到達する涅槃。」「吐く息と吸う息。呼吸。阿吽の呼吸。」「対立する二つのもの。」、深愛は「心から深く愛すること。」の意味です。

Posted on 2016/10/30 Sun. 12:15 [edit]

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まわりうた 

なかきなつ みほとけとほめ
  かなしきし なかめほとけと ほみつなきかな

(永き夏 御仏遠目 悲しき死 眺め解けど 火水無きかな)

Posted on 2016/10/29 Sat. 19:22 [edit]

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29

まわりうた 

とこまても そうみうくなか
  てはなすな はてかなくうみ うそもてまこと

(何処までも 総身浮く中 手放すな 果てが無く海 嘘以て誠)

解説

総身(そうみ)は「からだ全体。全身。」、以て(もて)は「…から。…がもとで。…ゆえに。」「…(を)もって。」の意味です。

余談

この歌は、映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を見て、それをモチーフに書いた歌です。

Posted on 2016/10/29 Sat. 16:37 [edit]

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まわりうた 

なかきしら はすいけふゆの
  しつかなか つしのゆふけい すはらしきかな

(永き白 蓮池冬の 静かな我 辻の夕景 素晴らしきかな)

解説

白(しら)は「作り飾らないこと。また、そのさま。」、蓮池は「蓮を植えてある池。れんち。」、辻(つじ)は「二つの道路が十字形に交差している所。また、四方からの道が集まりゆききする人が出会い別れる交通の要所。辻堂・辻社つじやしろが置かれ道祖神がまつられることが多い。十字路。四つ辻。」「人通りの多い道筋。ゆききする人を相手に辻芸・辻説法・辻商が行われる。街頭。ちまた。」、夕景(ゆうけい)は「夕方。夕暮れ。また、夕方の景色。」の意味です。

余談

この歌は、電脳コイル・サントラ音楽集の中にある「静かな夜」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

解説

蓮は冬は枯れているのだとか。なのでこの「蓮池」は、蓮の根だけが生きている池のこと。辺り一面の白(しら)の世界と池、そして心静(しず)やかな私。そんな人気(ひとけ)の無い風景を後にして、人通りの多い夕暮れ時の辻の景色に出会った瞬間、自分の心がパァっと開いていくような素晴らしい気持ちが湧き上って来る、といったような歌です。

Posted on 2016/10/29 Sat. 08:34 [edit]

category: まわりうた

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