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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

まわりうた 

きしいそけ とほきひひさし
  すすのねの すすしさひひき ほとけそいしき

(岸急げ 遠き日陽射し 鈴の音の 涼しさ響き 仏ぞ美しき)

解説

仏は「温厚で慈悲心の深い人をたとえていう語。」、美し(いし)は「よい。すばらしい。見事である。」の意味です。

余談

この歌は、中孝介さんの「夏夕空 feat AUN J-クラシック・オーケストラ」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

個人的なイメージでは、まあ夏休みに田舎とかに帰省して、普段はあまり触れ合えない自然豊かな岸辺に遊びに行った、というような子供時代の記憶を懐かしんでいる、というもの。

たとえば、縁側でジュースとか飲んでて、親戚の子とか、その友達とかが、岸辺で遊んでるから今すぐこいよ、とか誰かが呼びにきて「岸急げ」となって、飲みかけのジュースもほったらかしにして、一目散に遊びにいく、というようなもの。そういう遠い日の一場面。暑い陽射しと、風鈴の涼しい響き、そして今は亡きじいちゃんばあちゃんとか両親とか、或いはその他大切な人が、一目散にかけていく子供の私を後ろから見送っている、というようなイメージです。

厳密にいうと、この「仏」は、昔のそういう一場面をひっくるめて、全て仏の世界として映っているというか、そういう風に捉えている、ということです。

また仏は解け(ほどけ)に通じて、そういう記憶が解けて、あぁ素晴らしいなぁ、と懐かしんでいる、というニュアンスも含んでいると捉えたいところです。

Posted on 2017/05/13 Sat. 23:16 [edit]

category: まわりうた

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