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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

いろはうた 

くにあけわらふ とよさかゆ
つねなるみやゐ ひはりむれ
たてしおほこゑ ぬへもろめ
そんすうをませ いのちきえ

国明け笑ふ 豊栄ゆ
常なる宮居 雲雀群れ
立てし大声 野へ諸目
尊崇を交ぜ 命帰依

解説

豊(とよ)は「助詞‘の’を伴って連体修飾語として用いられるほか、名詞、時に動詞の上に付いて用いられる。物事が豊かである意を表し、褒める意を添える。」、栄ゆ(さかゆ)は「繁栄する。栄える。」、常なりは「永久だ。不変だ。」、宮居(みやゐ)は「神が鎮座すること。また、その住まいとするもの。神社。」、雲雀(ひばり)は「スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長くて複雑な節回しでさえずる。告天子(こくてんし)。」、野(ぬ)は「野原。野。」、諸目(もろめ)は「左右の目。両眼。両目。」、尊崇(そんすう)は「とうとびあがめること。そんそう。」、帰依は「神仏や高僧を信じてその力にすがること。」の意味です。

余談

この歌は「大神 オリジナル・サウンドトラック」のDisk4の中にある「太陽は昇る」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

意訳

国が明るくなって皆笑っている。豊かに栄えている。

永久なる神が鎮座する場所から、雲雀の群れが飛び立つのを見て、(その素晴らしさに思わず)立ててしまった大声。そのまま両目を(周りの)野原へやると、しみじみとした感情が湧きあがって来る。

(この光景を心底)尊び崇めながら、私の命は分からない何かに帰依していく。

Posted on 2017/07/20 Thu. 23:59 [edit]

category: いろはうた

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