09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

まわりうた 

きしなかき なつそらこくい
  せみのねの みせいくこらそ つなきかなしき

(岸長き 夏空黒衣 蝉の音の 店行く子等ぞ 繋ぎ悲しき)

解説

黒衣(こくい)は「黒い色の衣服。こくえ。」「僧侶や尼僧の着る墨染めの衣。こくえ。」の意味です。

余談

この歌は、中孝介さんのアルバム「絆歌」の中にある「夏夕空」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

袈裟はもともと、いろんな布を繋ぎ合わせて作っていたのだとか。

歌の「繋ぎ」は、蝉の音が鳴り響いている(木の近くや、或いは道に面している)店に行く子等の姿を見た瞬間、昔の記憶が繋がった、という意味ですが、その他には袈裟のニュアンスも含まれているように感じます。

最初はただの袈裟だったのが、その場面を見た後にもう一度袈裟を見ると、そこに今一度、悲しさや愛(かな)しさが込み上げて来た、というニュアンスです。

Posted on 2017/07/22 Sat. 10:12 [edit]

category: まわりうた

TB: --    CM: --

22