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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

まわりうた 

もかきよき さいはてのきし
  なかめゆめ かなしきのては いさきよきかも

(面が清き 最果ての岸 眺め夢 愛しきの出は 潔きかも)

解説

最果ては「中央から遠く離れて、その先はなくなる所。いちばんはずれ。」、愛し(かなし)は「心にしみるような趣だ。深い感興を感ずる。」、出(で)は「出る状態・度合い。」、潔しは「清らかで気持ちがよい。」、かもは「詠嘆の気持ちを強く表す終助詞。…ことよ。…だなあ。」の意味です。

余談

この歌は、「千と千尋の神隠し サウンドトラック」の中にある「6番目の駅」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

「かなしい」という言葉は、古くは、いとしい、かわいい、すばらしい、嘆かわしい、心が痛むなど、物事に感じて切に心の動くさまに広く使われていたそうだ。

歌では、深い感興を感ずるという意味で使っているが、ニュアンス的には、言葉にならない感情があふれ出て来る様であるように感じる。

ちょうど、自分が死んだ後、己の人生を振り返った時の感慨深さに近いように思う。

Posted on 2017/08/29 Tue. 09:41 [edit]

category: まわりうた

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