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花鳥風月

気ままに回文歌、いろは歌を書いています。

まわりうた 

なかきよの またきしいのり
  まつのみの つまりのいしき たまのよきかな

(永き代の 全き詞祈り 待つのみの 詰まりの意識 玉の良きかな)

解説

全し(またし)は「完全である。欠けたところがない。まったい。」、詞(し)は「ことば。文章。詩歌。」、詰まりは「物事の行きつくところ。果て。終わり。」「行きどまり。すみ。」の意味です。

Posted on 2017/08/22 Tue. 23:15 [edit]

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まわりうた 

なかきより あもるてんてい
  あしきなき しあいてんてる もありよきかな

(永きより 天降る天帝 悪しき無き 至愛天照る 面あり良きかな)

解説

天降るは「天上から降りてくる。天下る。 」、面(も)は「おもて。表面。あたり。方向。」の意味です。

Posted on 2017/08/22 Tue. 23:07 [edit]

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まわりうた 

なかきよの ひしりあいせん
  せいへいへ いせんせいあり しひのよきかな

(永き代の 日知り愛善 清平へ 依然生あり 至美の良きかな)

解説

清平(せいへい)は「世の中が清らかに治まっている・こと(さま)。」、至美は「たいへん美しいこと。すばらしいこと。また、そのさま。」の意味です。

Posted on 2017/08/22 Tue. 22:40 [edit]

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まわりうた 

なかきよの ひつくのしせつ
  きたりけり たきつせしのく つひのよきかな

(永き代の 日月の時節 来たりけり 滝つ瀬凌ぐ 終の良きかな)

解説

月(つく)は「つき。」、滝つ瀬は「水の激しく流れる瀬。また、滝。」、終は「つまるところ。最後。はて。」の意味です。

Posted on 2017/08/22 Tue. 22:13 [edit]

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まわりうた 

しけるはの ひかりのせかい
  たきよせよ きたいかせのり かひのはるけし

(繁る葉の 光の世界 抱き寄せよ 機体風乗り 佳美の遥けし)

解説

機体は「飛行機のエンジンおよび装備品以外の部分。また、飛行機それ自体。」、佳美は「りっぱで美しい・こと(さま)。」、遥けし(はるけし)は「空間的、時間的、心理的に遠くはなれている。」の意味です。

余談

この歌は、「風の谷のナウシカ サウンドトラック はるかな地へ…」の中にある「鳥の人」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。

雑感

「風の谷のナウシカ」にメーヴェという乗り物が出て来るが、これに乗っていたナウシカは風を感じながら、腐海もまた、大自然の大きな営みの一部であると感じていたのかもしれない。

だが人の身としては、腐海は余りにも大きな脅威であり、だからこそ「青き清浄の地」という理想郷にあこがれてしまう。

「繁る葉の 光の世界」は、その「青き清浄の地」を彷彿とさせるわけだが、漫画版「風の谷のナウシカ」で、いざナウシカが「青き清浄の地」を垣間見た時の反応は、ここがまた人間の手で壊されやしないか、という心配であった。

そこは確かに、腐海と共に生きる者にとっての理想郷ではあったが、長らく風の谷に守られ、さらに風の動きに、ほとんど命を預けざるを得ないメーヴェに、いつも乗っていたナウシカにとっては、腐海を肌で感じた時の感覚とそう大差がなかったように思う。

つまり、腐海を忌み嫌って、清浄の地を崇拝する、というような二元的な立ち位置ではなかった、ということだ。

腐海に住む異形の植物や虫たちが見せる生命のダイナミックさと、清浄の地が見せる静かな湿地帯の風景。そのどちらにも接したナウシカが感じたのは、物語中のセリフを借りれば「この星では生命はそれ自体が奇跡なのです」ということなのだろうと思う。

だから、この「繁る葉の 光の世界」は、それを示しているように思うのである。

「青き清浄の地」は、腐海に生きる者としては理想郷だが、本来、葉が繁るのも、太陽が輝くのも、ごく自然の日常の出来事のはずである。

葉が生い茂っていく力。太陽が輝く力。それら力の源は、腐海の異形なる生き物たちが生きていこうとする力の源と同じである。そして、その力は人にもまた与えられている。

それが「佳美の遥けし」なのだ。

その力はとんでもなく美しく、それはあらゆる時間空間に対して、遥か彼方まで広がっている。だからこそ、「繁る葉の 光の世界 抱き寄せよ」でもあるのだと思う。

Posted on 2017/08/20 Sun. 08:27 [edit]

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